2008/10/20

唐辛子


唐辛子の原産地はピーマンと同種で、中央・南アメリカの熱帯地方が原産地で、この地方では紀元前から栽培されてきたと言われています。現在世界にあるほとんどの唐辛子が、450年前にメキシコからスペインに渡った1種類の唐辛子から自然に変化していったらしいです。
唐辛子は風土に対する順応性が強く、原産地と違う土地で長い間栽培していくと、いろんな形や辛さを持った変種が誕生するようです。
アメリカ原産の他の野菜と同様に、アメリカ大陸を発見したコロンブスによってスペインへ持ち帰られたのが、きっかけでアジア大陸にも広がりました。日本への渡来は国時代初期にポルトガル人が日本へ持ち込み、その辛さを好んだ豊臣秀吉によって、次に韓国へ持ち込まれたらしい。韓国で唐辛子を大量に使い始めたのは18世紀末頃から。


唐辛子は各地で呼び名が異なります。

メキシコ:Chile チレ
インドネシア:Cabe チャベ
アメリカ:Chili  チリ
スペイン:Aji アヒー

いろいろですね。
現在アクセサリーの唐辛子モチーフを作っているので、調べてみました。
先日のチャリータの展示会の時に、好評だった理由がわかった…メキシコ原産だったのね。

勉強になりました。