「ポスタルコの頭の中」を目黒のクラスカに見に行ってきました。
天気も保ってくれたので、
もちろん予定通り自転車で。
約30分ぐらいの道のり。
ポスタルコのユリさんにアポを取らせていただいて、
お会いし、説明までたくさんしていただき、
とてもとても良い時間を過ごしました。
マイクさんには都合が合わなくて
お会いできず。
また今度ですね。
毎度、いろんなところで感動して帰ってくるのですが、
正直文才がないので、
いつも下手に説明をするなら
しない方が…
と思ってしまいます。
しかし、感動したこの気持ちから、
出来るだけ多くの人に是非見に行ってもらいたいのも、
本心。
どうすりゃ いいんだか。
このコスタリカに関して、
文筆家の佐伯誠さんが書いていた文章に
こんな言葉が載っていました。
(一部引用)
ピアニストのグレン・グールドがいっていることが、参考になるかもしれない。
「芸術の目的とは、一時的にアドレナリンを分泌させることではなく、生涯をかけて徐々に驚異と静穏の状態を作り上げていくことである」
ビックリされたり、度肝を抜いたり、そういうことが芸術だと思いがちだけど、そういう立場は日常生活がタイクツなものだという考え方のウラ返しじゃないだろうか?………(まだ続きます)
私なりに今回この展示をみて感じた事は、
まず、
日常何気なくすれ違い、小さな接点だけがある人間のなかに、こんなに面白いことをやっている人がいたのか!
と、偶然何かしらのスイッチが無ければ、それに気づかず通り過ぎて終わっていたのだろう…と思うと
今回は本当に偶然にも知る事ができたことに、
ちょっと感動です。
そして、私もモノを作る人間の端くれとして、
ポスタルコのモノ作りの根源を知れたことは、とても刺激になりました。
もちろん同じ事をしても仕方ありません、というか
できません。
私には私の考え方や感じ方があるし。
でも、このマイクさんの頭の中は
私の頭の中と、ちょっと似ているのか、
とても興味あることばっかりでした。
ユリさんの説明があったから特にそうだったのだと思います。
そして最後に、忙しさに流されず、
考えに没頭する時間が欲しくてたまらず、
努力してその時間は作るべきだなと感じました。
バリでは無理なんですよね…
やっぱり短期の滞在。という感覚の中ではリミットを感じてしまって、とてもとても…
やはり日本で作るしかないのです。
こんなんで、ポスタルコの展示の素晴らしさが伝わったかわかりませんが…
これが私の文章能力の限界かな…と…
23日までやっていますよ。
明日も、朝から展示会へ!!
良い物も、悪い物も、見て勉強にならないものは無いと思います。
人の出会いと同じです。
大原彩