2010/01/15

読書の習慣

最近時間を見つけては、鞄の中に入れっぱなしになっている椎
名誠の「春さきのヘビ」という短編集を読んでいます。

正直いつ買ったかわからない。
しかし一度も読んでいなかったことは、わかっています。

私は決して読書好きな方ではないです。

しかし本屋という場所は大好き。
あらゆる情報が宝の山の様にあって、大きな本屋でも小さな本屋でも、日本でも海外でも必ず寄ります。

読書本は、何となくの興味から衝動的に買う事が多いです。
そして、すぐに読むかどうかは、また気分次第。
読みたいと思って買っても、すぐには読む気がしなかったり、状況がそうでは無かったり。
無理して買わないし、読まないです。
いつか読みたいな〜という気分で読書本を学生の頃よく買いました。
おかげで、まだ読んでない本がいろいろ。

さて、読書は子供が嫌うものと思っていた幼少期の私は、本より走っていたいという少女でした。それでも宿題で必ず出る「読書感想文」。
いつも簡単な児童書を読み、くぐり抜けていました。
しかしさすがに、3年生にもなるとそうもいかなくなってきます。

そんな時、父に薦められて手にしたのが、椎名誠の「岳物語」でした。
読んだ方も多いんではないかと思います。

内容は、帯(←写真)を読めばわかりますね。

私が初めて読み込んだ本です。

初めて買ったレコードは覚えてないけど、読みきった本は覚えているのです。それぐらい幼い私には面白くてたまらない本だったのです。

いつかまた、再度読む事があると思います。

初めて読んだ私は、「息子 岳」の目線で読み、今はきっと読み直すと、「父 椎名誠」の目線で読むことになりそうです。

ちなみに、「続 岳物語」もあります。
ちなみに、ちなみに、「春さきのヘビ」にも岳、そして姉との私小説が入っています。だからこの本のことを思い出したのでした。

ブックカバー、新しいの考えようっと。


大原彩