ArtistとDesignerの違いの定義は
私にはよくわからない。
自分はどちらか…
Designerだと思っている。
何が違うのか…
何となく思うのは、
自分は商業的だなと思う。
でも商業的なArtistも実在する。
昔、仕事の面接を受けに行った時に、
私が絵を描いたり、物を作ったりする事が好きな事に対して
面接官に、
「仕事と趣味の違いは何だと思う?」
と聞かれた事が強く残っている。
私の答えは
「趣味で作る物は、ただ好きな様に作る。仕事では、自分の趣味趣向以外にお客様からのニーズに応えた物を作る必要があります」
と、こんなに簡略的には言えなかったけれど、答えた。
面接官は、もう一人違う人にも同じ質問をした。
聞かれた彼は
「お金を貰えるか、もらえないかの違いです。」
と答えた。
かなりの競争率の中受かったのは私だった。
私の中でこれに対する答えが、自分が正解だったのか…
今、この仕事をして、かれこれ気づけば8年が過ぎた。
好きな物を作る、でも勿論ニーズに応えた物を作らなければ、
会社員として私は失格である。
ニーズの中で、私は必死に自分らしさを表現する。
ここに、Artist と Designerの違いの答えが見え隠れしている気がする。
うん。私はArtistであると思った事がないし。
不思議に今でもあの面接官(その後、BOSSであることがわかった)を忘れることは無い。
本当に辞める最後まで、BOSSにはお世話になりっぱなしだった。
辞める時も、この仕事で成功する事を願ってくれた。
会う事はないけれど、強烈な存在感で、
その言葉にも助けられて、今こうしている気がする。
今年はもう1/3が過ぎようとしている…
写真はどこのMacでしょうか〜