2009/07/14

捨てたくないんだもん

最近、たくさんのことが自分に起こっているのですが…
ここで、ご披露できるネタも少なく、
更新を怠っている、わたくしです。

でも、少しはありますので…

最近、周りのアーティスト達の、各々の考え方。
取り組む姿勢、思考。
いろんなモノを、見たり聞いたりしていて、一つ自分の中で思ったことが。

昨今「エコ」なんて言葉がブームとなり、
「エコ」と付ければ売れるのか…って世の中になりつつあります。

リサイクルの現実はそんなに甘いものでは無いと私は思っています。
自分が、例えばコピー用紙を買う時にいつも思うのですが、
リサイクルペーパーと言われるものの方が、実際高い。

だから、実際私は、リサイクルペーパーを買いません。
気持ちは買いたいけれど、財布と相談すれば買えないのです。

そうすると、リサイクル商品を買える人は、裕福なのでしょうか?

気持ちの問題、と片付けられてしまうかもしれないけど…
この厳しい状況下、そんな余裕はないのが実情。

買えないのなら、ゴミの仕分けだけはしっかりして、少しでも資源を残そうとは、努めています。




さて、私も商品を作る上で、もちろん「ゴミ」といえるものは出ます。
でも、通常の工場よりも少ないゴミにする努力をしていました。

というのは、嘘で、
実際、捨てられずに生地の破片が残っているのです。

捨てる。ということができないのです。

手をかけて作られた生地たち。
もったいなくて、もったいなくて、
ゴミと認識できないのです。

これは、東京にもバリにもあります。


これをもうすぐ、商品に生き返らせるプロジェクト考案中です。




箱に詰まってるだけでは、捨ててないだけのゴミと言われてしまいますからね。