今日は、昨年からチケットを取り、
仕事の予定にハラハラしながら、
待ちに待っていた、ボレロを観に五反田へ。
私の事なのでいつもの、何だかんだとやっていると、あっと言う間に出発が遅くなってしまいます。
今日余裕を持っていくつもりが、30分押してしまい…
自転車で必死にこいで向かいました。
だいたい20分ぐらいです。
アップダウンが殆どないのでそこが良かったです。
ボレロの前に、違う演目もあり見入って観ていましたが、
やはりボレロが始まると、あの作品の不変的な迫力と、
シルヴィ・ギエムの素晴らしさが、圧倒的です。
あの20分たらずの作品が、その前の2つの演目の感動を全て飲み込んでしまう勢いです。
帰りの自転車は、とにかくマイペースに帰ってきましたが、
頭の中は、ボレロのメロディーが流れっぱなしです。
気持ちよく、バリへ旅立てます。
(一週間で帰ってきますけれど)
表現方法は、人それぞれ。
いろんな方法があると思います。
私には、彼らの様な身体で表現することは無理だし、
歌でも人を感動させる特技もありません。
自分には、自分を表現するのに適した才能は何だろう…
今の仕事がそうであると自分では信じています。
だから、昨日よりも先月よりも、去年よりも
良い成長が出来る様に、頑張ろうと思うのです。
バレエは好きです。
古典は最近滅多に見ませんが、やはり好きです。
人のするいろんな表現方法を見る事は、
自分へのいい刺激、いいパワーになると思います。
今日ボレロを踊った、シルヴィ・ギエムが昔インタビューで語った言葉が今でも忘れられません。
「才能の上に、努力がなければ意味はない。才能のない人間が努力しているのはかわいそう」だと。
若きしの私には、とても刺激的な言葉でした。
そして、己を知らなければならない事を、知ったのです。
彩