2009/02/10

バリに行く前に


今日は、昨年からチケットを取り、
仕事の予定にハラハラしながら、
待ちに待っていた、ボレロを観に五反田へ。

私の事なのでいつもの、何だかんだとやっていると、あっと言う間に出発が遅くなってしまいます。
今日余裕を持っていくつもりが、30分押してしまい…

自転車で必死にこいで向かいました。
だいたい20分ぐらいです。

アップダウンが殆どないのでそこが良かったです。




ボレロの前に、違う演目もあり見入って観ていましたが、
やはりボレロが始まると、あの作品の不変的な迫力と、
シルヴィ・ギエムの素晴らしさが、圧倒的です。

あの20分たらずの作品が、その前の2つの演目の感動を全て飲み込んでしまう勢いです。



帰りの自転車は、とにかくマイペースに帰ってきましたが、
頭の中は、ボレロのメロディーが流れっぱなしです。



気持ちよく、バリへ旅立てます。
(一週間で帰ってきますけれど)



表現方法は、人それぞれ。
いろんな方法があると思います。

私には、彼らの様な身体で表現することは無理だし、
歌でも人を感動させる特技もありません。

自分には、自分を表現するのに適した才能は何だろう…
今の仕事がそうであると自分では信じています。
だから、昨日よりも先月よりも、去年よりも
良い成長が出来る様に、頑張ろうと思うのです。


バレエは好きです。
古典は最近滅多に見ませんが、やはり好きです。


人のするいろんな表現方法を見る事は、
自分へのいい刺激、いいパワーになると思います。


今日ボレロを踊った、シルヴィ・ギエムが昔インタビューで語った言葉が今でも忘れられません。
「才能の上に、努力がなければ意味はない。才能のない人間が努力しているのはかわいそう」だと。
若きしの私には、とても刺激的な言葉でした。
そして、己を知らなければならない事を、知ったのです。