電気＿
素晴らしく便利な道具だと思う。
小さい時から、当たり前に電気があった、家電製品があった。
キャンプで炭に火を付け、ご飯を作ることが、特別だった。
電気というものが何なのか…
とても人工的に作られた道具のイメージで私は育った。
けれど、太陽の光、水力、火力…
材料は、自然の力で作ることが可能なものだった。
他にも＿
ガソリン、化繊、発泡スチロール、化学肥料、ビニール袋…
便利で当たり前に使っているそのものが、何を材料にし、どうやって作られているのか…
知らずに使っているものが多すぎる。
納品に関しても、ビニールを使いたくないのが本心。
けれど、中が見えた方が…とか…利便性重視で自分も使う。
バリ島のきれいな景色の中に、土に戻りづらいゴミが山の様に捨てられている景色を見ながら、いつも思い、考え、少しずつ私なりを探してる。
どこへ行こう＿
大原彩
